最近の話題はいろいろありますが、私にとっては「将棋の電脳戦」でありました。プロ棋士とコンピュータによる5対5の団体戦です。最終第5局で阿久津主税(ちから)八段が21手でソフト「AWAKE(アウェイク)」を破ったのです。団体戦3度目にして初めて勝ち越し、面目を保った。
⇒ http://www.sankei.com/life/news/150411/lif1504110023-n1.html
さてさて、約10年前の頃に、米長邦雄名人が長井においでになったことを覚えているでしょうか。米長名人や当時の目黒市長さんが懇親している場所に、たまたま同席する機会を得ました。米長さんは、平成5年に49歳11ヶ月で名人位を獲得し、50歳名人は、史上最年長記録保持者です。ふと『将棋には 飛車角ありて 歩もあらん それぞれの命ぞ 輝け』という言葉が浮かんできました。
国や山形県の教育振興計画に『生命輝く〇〇〇』といった文言が出て来ます。将棋盤の9×9のマス目の中で個性を持った14枚の駒が配置されています。飛車角には飛車角の仕事があり、香車や桂馬の特殊戦闘員がおり、さらに歩兵がいる訳です。
悩める青年達よ、君は飛車か?それとも歩か?それとも真田十勇士のような桂馬なのか?それぞれが認め合い、活かし合う関係でありたいものだ。