山形が梅雨入りして一週間が経とうとしています。毎日ジメジメいやですよね(+_+)
梅雨の合い間に、パッと晴れ間が広がる日はちょっと外に出て、
歴史と存在感あふれる丸大扇屋をのぞいてみませんか?
「大華展」については先日のブログでも紹介致しましたが、夏の間に
丸大扇屋と長沼孝三彫塑館では、様々な企画展が催されます♪
「終戦70年記念展 戦争とくらし」をちょっとご紹介・・・
展示品は、丸大扇屋所蔵品と、市民から寄付を受けた貴重なもので、
当時の暗く重い風景をうかがい知ることができます。
戦争の悲惨さは、戦地にあるばかりではないんですね。
昭和12年 長井市国防婦人会が発足
13年 国家総動員法公布
14年 国民徴用令発布
15年 国民服令公布
16年 小学校が国民学校に改名・同年12月8日 ハワイ真珠湾空襲
・・・そして昭和20年8月15日 終戦
▼集団疎開の記念の碑
昭和19年、江戸川区の子供たちが長井町に集団疎開してきました。
地元の子との摩擦や食糧不足などで、生活は過酷だったようです。
▼丸大扇屋では29名を受け入れ、机まで制作したそうで、その机が展示されています。
集団疎開した子供たちは、後に疎開の体験を後世に残そうと、
「桑の実会」を結成したそうです。命名の元になったのが、
「その時に食べた桑の実がおいしかったから」・・・
子どもたちが見る本にも戦争を鼓舞する内容が・・・
今回は重いテーマを展示していますが、
丸大扇屋は古き良き時代の日本家屋が調度品と共に保存されていて、
中に入るだけでもほっと心が和むのを感じられる場所です。
また長沼彫塑館は、手前にある蔵に融合するように設計された、
白壁がうつくしい近代建築です。
丸大扇屋とは、庭をはさんで地続きになっています。常設展も見逃せません(#^.^#)
夏休みにお子様と一緒に訪れるのもお薦めです♪
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