先に、「30年前の駅舎を巡る旅」として長井線の駅舎の写真を掲載してきました。この度、長く羽前成田駅の嘱託職員を勤められていた故・玉置清吉さん(長井市成田出身)の遺族の方から、貴重な写真を借用することができましたので、その一部を紹介しながら、昭和59年から60年代前半の成田駅の変化をご覧いただきたいと思います。
2枚の写真は、それぞれ1984年(昭和59年8月)撮影された玉置さん提供のものと、1986年(昭和61年9月)撮影の山形鉄道(株)提供のものです。2カ年の間に、窓がアルミサッシになっているのがわかります。ただし、屋根の補修具合と正面玄関の引き戸は木製のままのようです。
<参考>
1980年(昭和55年) 12月27日 「日本国有鉄道経営再建促進特別措置法」成立
1986年(昭和61年) 10月28日 第3次特別地方交通線として選定承認
1986年(昭和61年) 12月 3日 第1回長井線特定地方交通線対策協議会開催